弁護士やコールセンターが消える?チャットボットに代替される職業とは

こんにちは!

hachidoriのセノオです。

 

日進月歩で進化するテクノロジー。

すでに人間が担っていた職業もAIロボットによって代替されつつあります。

それでは、今話題のチャットボットの普及により今ある職業はどういった変化を遂げるのでしょうか?

 

【 駐車違反切符を無効に。チャットボット弁護士「DoNotPay」】

海外では駐車違反切符を切られたことに対して異議を申し立て、撤回してもらうことが多々あるそうです。

しかし異議申し立ての手続きが面倒で納得できないまま罰金を支払うケースも少なくありません。

 

そんな中登場したのが、ロンドンに住む19歳の大学生が作り出した「DoNotPay」。

DoNotPay - get free legal help in under 30 seconds.

「支払うな」...その名の通り、罰金を支払う必要のない駐車違反の異議申し立ての際に役立つチャットボットサービスです。

このチャットボットは、ネット上で駐車違反切符を切られた状況などの簡単な質問に答えていくだけで、異議申し立てが可能かどうか判断してくれます。

この「DoNotPay」、すでに16万件もの不当な駐車違反の異議申し立てを成功に導いているとのこと。

Chatbot lawyer overturns 160,000 parking tickets in London and New York | Technology | The Guardian

 

サイトのトップページに「The World's First Robot Lawyer(世界初の弁護士ロボット)」の文字があるように、弁護士の業務の中にはチャットボットでの対応が可能なものも多くあるのではないでしょうか。

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【 あなたの病気はコレかも?チャットボットで問診してくれる「症状チェッカーbot」】

なんだか調子が悪い、特定の部位が痛い...

可能性のある病名を知りたいときに役に立つチャットボット「症状チェッカーbot」が登場しました。

Messenger

 

「頭が痛い」「下痢」などの症状の入力から始まり、続けて症状に関連のある質問に答えていくだけで、可能性のある病気をいくつか教えてくれます。

基本的には選択形式で答えていくので進め方は非常に簡単。

また、提示された病気の下には、それぞれの病気に関連するMEDLEYの記事・関連性の高い病院のリンクが貼られており、もっと詳しく知りたい・病院で診てもらいたいというニーズにも答えてくれています。

 

導かれる答えは医師によってまとめられた病気辞典「MEDLEY」に基づいているので、信憑性も高く、参考程度に利用する分には非常に有用なチャットボットなのではないでしょうか。

MEDLEY(メドレー) - オンライン病気事典

 

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【LOHACOのお客様サポートは「マナミさん」にお任せ!カスタマーサポートチャットボット】

日用品通販サイト「LOHACO」が2014年から提供しているカスタマーサポートチャットボット「マナミさん」をご存知でしょうか?

LOHACO by ASKUL - 個人向け通販【最短当日お届け】

LOHACO - お客様サポート

サイトのサポートページの最上部に配置されている「マナミさん」は、ユーザーのLOHACOに関する疑問やトラブルに対しチャット形式で返答してくれるサービスで、「使い方」や「届かない」といった相談はもちろん、ちょっとした無茶振りにも対応してくれる模様。

 

ユーザーからの問い合わせの中にはガイドやFAQページを読めば解決できることも少なくありません。

「マナミさん」は上記のようないわゆるテンプレ返信で解決が可能な問い合わせへの対応を365日24時間担ってくれます。

そうすることで、人間のカスタマーサポートはその他の問い合わせに対しスピーディかつ丁寧な対応する、ということが可能になりますよね。

 

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チャットボットの普及により弁護士や医師、コールセンターが消える...とまでは思いません。

が、「マナミさん」の例でも述べたようにテンプレートでの対応が可能な業務に関してはチャットボットが代替するようになるのはほぼ間違いないでしょう。

そうした業務をチャットボットに任せることで、人間による高度な対応を必要としている顧客に対しスピーディ・効率的な対応が実現可能となります。

 

 

【hachidoriサポートチームより】

hachidoriはコードを書かずに10分でLINE、FacebookMessengerのBOTを開発できるウェブサービスです。 

β版を公開してから、想定を上回るペースでご登録頂いておりまして、本当にありがたく思っております!

現在、hachidoriでは、正式版の公開に向けて、今まで限定していた機能の公開準備や、更に簡単にBOT開発を楽しんで頂けるよう、開発に邁進しておりますので、是非とも応援よろしくお願いいたします!

 

コードを書かずにBOT開発「hachidori」は現在β版を無償提供中です。是非ともこの機会にお試しください。

hachidori

 

ボットメーカーとしてのhachidoriの位置付け

こんにちは、hachidoriです。

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 FacebookやLINEなどの大手SNSサービスがチャットボットプラットフォームを公開したことにより、最近ではチャットボットが急速に注目を浴びるようになりました。

 

それを受け、国外・国内問わずノンプログラミングでFacebookやLINE用のチャットボットを作成できるサービスが多くリリースされています。

サービスの形態は大きく2通り見受けられ、それぞれにメリット・デメリットがあると思っています。

 

 1.UI中心タイプ(単一プラットフォーム用)

  ・メリット

   Facebookのボタン、LINEのリッチメッセージなど、プラットフォーム固有のUIを扱える。

 

  ・デメリット

   利用するプラットフォームごとにサービスを変える必要がある。

 

 2.会話中心タイプ(マルチプラットフォーム用) 

  ・メリット

   一度会話の流れを設定をしてしまえば、複数のプラットフォームで共通のボットが扱える。

 

  ・デメリット

   FacebookのカードやLINEのリッチメッセージなどプラットフォーム固有のUIが使えない。

 

 

人工知能など、自然言語処理のエンジンを使ってユーザと会話をするボットを作成したい場合は会話中心タイプのサービスを利用するのが好ましいと思います。

しかし、自然言語処理の技術はまだまだ実用に耐えうる段階に来ていないのが現状かと思われます。各社が大量のデータを収集し、自然言語処理の技術がもっと向上した先には本当に会話だけで、様々なオペレーションができる未来が想像されます。

 

現時点でのFacebookやLINEの対応を見ていると、自然言語処理だけではまかなえない部分は、ユーザの発言をある程度絞り込んで対応しようとする向きが強くなっているように思えます。

例えば最近のFacebookアップデートではQuickReply、LINEで運用が始まっているヤマト運輸のボットに追加されたメニューボタンなどがこれに該当します。

 

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 単純にチャットボットサービスというと、今までもWeb埋め込み型のものが多数存在していますが、最近チャットボットが再注目されているのは、

Facebook、LINEといった巨大プラットフォームがチャットボットに参画することで、頭打ち感のあるネイティブアプリの代わりになる可能性があるから、と考えています。

そう考えると各プラットフォームがボタン系のUIを用意するのは自然な流れとも思えますし、UIの利用は必然とも言えるのではないでしょうか。

 

 

ボットメーカーのサービスを選ぶとき、各プラットフォームの固有UIを使う場合にはUI中心タイプのサービスが選択肢に挙がるかと思います。

 

選択するサービスによっては単一プラットフォームしか対応していないものもありますが、hachidoriはUI中心タイプ(シングルプラットフォーム用)のサービスを一つにまとめた作りになっています。

ですので、LINE用・Facebook用にそれぞれボットの設定をする必要がありますが「プラットフォームごとにサービスを変える必要」はなく、hachidoriでは共通のUIで各プラットフォーム用のボットが作成できます。

 

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hachidoriは正式版リリース以降、WeChatやSlackなども同じように対応する予定ですので、各社固有のUIをご利用になりたい方は是非hachidoriを検討してみてください!

 

【hachidoriサポートチームより】

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【チャットボット】WeChatに見る”チャットをしない”チャットボットの必然性

こんにちは、hachidoriです。

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今年にチャットボットのプラットフォームを公開したFacebook MessengerやLINEに関しては、最近のホットトピックとして賑わっていますが、チャットプラットフォームでのボットの先駆けは実は隣国中国のWeChat。

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hachidoriも実は昨年から、WeChatやTelegramのチャットUIに惹かれて開発を検討し始めたわけですが、WeChatについて論じられる機会がないので、少し、触れてみたいと思います。

 

WeChatがボット自体をオープンしたのはいつなのか正確には分からないのですが(ご存知の方がいらっしゃったら教えてください…)

筆者自身は2011年頃からWeChatを使用しており、企業アカウントが出てきたなあ、と感じたのは2014年中くらいだった記憶があります。

 

いくつか企業アカウントを触っている中で、変化を遂げていったのは、キーボード部分です。

 

WeChatのUI

中国南方航空の企業アカウントですが、こちらが、普段通りのUI。LINEとかFacebook Messengerのテキスト入力とほぼ同じですね。テキストがあって、絵文字があって、画像や動画の送信ボタンがあります。

(WeChatは絵文字の送り方がSlackっぽいですけど、そこは本文に関係ありませんね…)

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そして、ここで気になる一番左端のボタン。

これを押すと…

こうなります。

 

企業アカウントのキーボードUI

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 このように、キーボードが隠れて、メニューのようなものが出てきます。

このメニュー、大きく分けると

①Webサイトに飛ばす

②テキストを入力する

 の二つに分かれます。

 

あれ…どこかで聞いたような…。

そう、これ、FacebookもにたようなUIを提供し始めています。

(v1.1のPersistent Menu)

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そして、ヤマトさんとLINEが共同で運用しているLINEボット

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LINEはやはり、こういったところがカスタマイズなのがLINEらしい感じがしますよね。

 

このUIが何故、チャットをしないチャットUIなのか

 

本題に戻りますと、

このようなUIが何のために存在するのか、というと。

 

チャットボットは基本的にはコマンドを処理する能力に長けている

ということです。

 

長い会話のやり取りはなかなかユースケースが生まれない中で、ある程度までの自動化や、ユーザーにとっては使い慣れたUIでしてほしいことをしてくれるもの。

という位置付けが今は主流かな、と思います。

 

その中で、Webやアプリに比べタップ数などは大幅に削減されますが、それでも、テキスト入力というのは面倒に感じることも。

企業側からしても、ユーザーから予測不能なテキストが来るよりも、「しっかり対応できる言葉に誘導してあげる」ことによって、より使いやすいチャットボットが生まれます。

 

双方にとって、とてもメリットのあるこのメニュー型の機能は、そう言った意味で必然性の高いUIだと思います。

 

また、Facebookが一歩先を行ったな、と感じたのが、こちら

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quick replyの機能。

(quick reply含めFacebook Messenger Botの新機能については、

少し昔の記事でまとめているので参考にしてくださいね。

hachidori.hatenablog.com

 

WeChatやLINEはどちらかというと、

first actionとしてのmenu機能なわけですが、

Facebookは、こう言った会話の途中でユーザーを誘導してあげる機能を実装しました。

Telegramのカスタムキーボードのようなものですね。

 

今後も、全プラットフォームがいろんなUIを実装してくるだろうと思いますが、

Menuーfirst actionとしてのユーザー誘導

Quick Replyー会話の中でのユーザー誘導

の二つは今のチャットボットのユースケースの中では必須の機能となってくるのではないでしょうか。

 

中でもWeChatはかなり沢山のメニューを持てるので、Webサイトに行くだけではなく、ピンポイントでサイト内部に誘導できるのが便利になっているな、と感じます。

 

各社のボット競争、結局ユーザーが使い易いものが勝つと思うので、今後の動向にも注目したいと思います。

 

 

【hachidoriサポートチームより】

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飲食店や美容院でも大活躍必至!チャットボット×予約サービス

こんにちは!

hachidoriのセノオです。

 

最近巷で話題のチャットボットですが、

「で、結局何が良いの?何ができるの?」

と思ってる方も少なくないのではないでしょうか。

 

今回はチャットボットがどんなところで活躍し得るのか、

私たちにとって身近な例を挙げてご紹介しようと思います。

 

今は『現在地の天気を教えてくれる』などの情報提供サービスが多いのですが、

これからもっとチャットボットが普及した場合、

より活発になるのは予約サービスやカスタマーサポートなんじゃないかなと思います。

 

ということで、

チャットボット×予約サービスに着眼点を置いてみましょう!

 

【居酒屋を予約する場合】

居酒屋などの飲食店で予約を取る場合

 1. 電話予約

 2. ネット予約

今はこの2つが主流ですよね。

 

1. 電話予約

電話は即時予約できることが最大のメリット。

しかし、時間帯によっては電話になかなか出られないことも...。

電話に出られずにお客さんを逃してしまうというのは避けて通りたいところですが、忙しい時間帯にまで常に3コール以内!というのはなかなか難しいですよね。

 

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2. ネット予約

電話のように場所や時間帯を選ばず、いつでもどこでも予約ができるのでお客さんにとっても嬉しいサービス。

ただ、アカウント登録していないと予約できなかったり、

フォーム入力や画面遷移が結構面倒で場合によっては離脱率も低くありません。

(パソコンだと簡単なんですけどね。。)

 

3. チャットボット予約

ここで登場するのがチャットボット。

チャットボットはお馴染みのLINEFacebookメッセンジャーなどのアプリがあれば誰でも利用が可能です。

 

チャットボットは人間ではなくプログラミングされたボットが24時間即時対応してくれるので、お客さんを逃してしまうこともありません。

(むしろ怖いくらいレスポンス早いです笑)

また、お客さんも普段友だちとチャットをするような感覚で予約ができるのでストレスフリー。

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24時間、対・複数人でも即時対応が可能!

しかも普段使い慣れているLINEやFacebookから利用可能となれば、

これはお店側にもお客さん側にも嬉しいサービスですよね。

お客さんの数だけ専属オペレーターがいる、そんなイメージですね。

 

これから...そう遠くない未来、チャットボットを利用した予約サービスが大流行する予感がします。

 

通常、チャットボットを作るためにプログラミングスキルは必須なのですが、

プログラミング不要のチャットボットツールが既にいくつかあり、

Aと言われたらBを返すといった簡単な設定だけでボットを作れてしまいます。

 

ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか?

 

【チャットボット作成ツール】

・Hachidori(日本)

https://hachidori.io/

・Botbird(日本)

http://botbird.metabirds.net/

・BotEggメイク(日本)

http://list.botandegg.com/develop

・Motion AI(海外)

https://www.motion.ai/

・Chatfuel(海外)

https://chatfuel.com/

 

 

【hachidoriサポートチームより】

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【hachidoriでの開発Tips】表記揺れを許容し、必要情報のみ抜き出して返信するBOTをhachidoriで作る

 こんにちは、hachidoriです。

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各社から公式BOTが公開されている今日この頃。

個人的に優秀だなぁと思うBOTの特徴があります。

 

それは

 

 1.ユーザの発言から必要情報のみ抜き出す機能がある

 2.表記揺れを許容できる

 

です。

hachidoriでは上記の機能をブラウザ操作だけで実装できます。

 

1.ユーザの発言から必要情報のみ抜き出す機能がある

 

 「渋谷で映画」

 

という発言に対して

 

 「〜〜がおすすめ」

 

と返信するBOTを考えます。

単純に考えた場合、全パターンに対して「もし〜なら」を考えることになります。

 

 もし発言が「渋谷で映画」なら「〇〇映画館がおすすめ」

 もし発言が「恵比寿でカラオケ」なら「△△カラオケがおすすめ」

 もし発言が「六本木で喫茶店」なら「□□喫茶がおすすめ」

 

しかし実際のユーザは以下のように発言してくるかもしれません。

 

 「明日渋谷でデートなんですけど、、、BOTさん、ご存知でしたらおすすめの映画見れるところを教えてくれませんか?」

 

このようなパターンを全通り考えることは現実的に不可能です。

 

そこで、ユーザの発言を分解し、必要情報のみ取得することを考えます。

今回のBOTが欲している情報は"場所"と"遊び方"です。

ユーザの発言を次のように分解して考えられるBOTは優秀だと思います。

 

 「明日渋谷でデートなんですけど、、、BOTさん、ご存知でしたらおすすめの映画見れるところを教えてくれませんか?」

 

 場所=渋谷

 遊び方=映画

  →ユーザは渋谷で映画を見たいんだな

 

hachidoriではクエリー機能とライブラリ機能を使って上記の動作を実現することができます。

 

 ・クエリー機能

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 ・ライブラリ機能

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2.表記揺れを許容できる

 

 「渋やでEIGA」

 

渋やはよくある変換ミスです。

EIGAはミーハーなんでしょうか。

何はともあれ上記の発言を

 

 「渋谷で映画」

 

として読み取ってくれるBOTは優秀だと思います。 

 

hachidoriでは「渋や」など部分的な変換漏れは標準実装の言語解析機能で許容できます。

EIGAに関してはシソーラス機能を使って実現できます。

 

 ・シソーラス機能

  下記の設定をすると EIGA/MOVIE/cinema/活動写真/film は全て「映画」として読み取ってくれます。

  さらにhachidoriの標準言語解析機能により、eiga/movie/CINEMA/かつどうしゃしん/FILM も「映画」として読み取ってくれます。

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Facebook Messengerプラットフォームが大幅アップデート!新機能の全容と使い方

 こんにちは、hachidoriです。

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今日、Facebook Messengerに大きなアップデートがかかり、Messenger Platformはver1.1へと更新されました!

大幅なアップデートで使える機能は倍くらいになりました。

 

手前味噌ではありますが、新機能のそれぞれと所感をここに書いていきたいとおもいます!(写真はFacebookの開発者ページより引用です。)

ヌケモレや認識違いがありましたら、申し訳ございません。

 

 

 

Get started button

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微妙な変更点ではありますが、ウェルカムメッセージの代替。

今までは、スタートして、ボットが喋るところからスタートしていたところを一元化した、という感じですかね?

 

 

 

Greeting text

これはご挨拶文なのですが、ボットの説明でも良さそうです。

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アカウントリンク/アンリンク

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自社サービスとの連携が出来るもの。これは、例えばECで注文履歴を見る、だとかオープンにはなっていない会員限定記事やクーポンを配信、なんてことも。

公式な見解ではないので、あくまで開発者個人の感想だと、ボットサービスとしてクオリティの高いものを作れると、自社サイトで会員登録してもらった人のみボットを使える、などのマネタイズ手法もあるかも…?

 

 

 

Quick replies

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ユーザーにテキスト入力の選択肢を提示するもの。

これはhachidoriがずっと予想し待ち望んでいた機能です。

Telegramなどにもあるように、カスタマイズ出来るキーボードの一種という見方をすれば、

ユーザー側もテキスト入力をしなくていい、というのはチャットボットの有用性の上でかなりアップなのではないかと。

AIの運用というのは現段階だとすごく高精度ではないので、揺れが出てくると対応できないこともあったり。

 

ユーザー側→テキスト入力のコスト減

ボット側→ユーザーに予め選択肢を用意することによって、想定外の発言が来るリスクを減らせる

という、双方にメリットのある機能な気がします。

 

また、先ほどブログに書いた、4つ以上の選択肢を、ボタンの代わりに提示する、というのもできそうですね。

 

※ちなみに、これはモバイル版のみの対応。メッセンジャーもモバイル利用を想定外していますし、スマホのUIを考えると必然かもしれません。

 

 

 

マルチコンテンツ

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LINEではあったものの、ファイルを送る、という機能は実はFacebookは後発。

絶対に無くてはならない機能だったので、何故4月公開の1.0に盛り込まれなかったのかは謎です。

これを使うことによって、

写真、動画、ファイルなどを送ることが可能になります。

動画時代なので、カスタマーサポートで製品の使い方を動画で見せられる、とか、

PDFファイルで旅程表を送る、なども可能ですね。

 

 

 

Persistent Menu

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これは、先日のLINE&ヤマト運輸のボット公開で、LINEは導入してくることがほぼ確定な機能です。

機能としては、キーボードの下からニョキっとメニューが出せるものです。

これを利用して、ユーザーの現在地がどこであっても利用できる機能を実装できます。

例えばヘルプ、トップ、など。

ECなどで、例えば「買い物カゴを見る」などもユースケースとしてはありますね。

ウェブの固定ヘッダーみたいなものです。

また、URLも可能なので、ウェブサイトにいつでも飛べるように配置するのもアリだと思います。

 

 

 

 

Airline Template系

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系、とまとめてしまいましたが、フライト運行状況などのアップデート、搭乗券、旅程表、チェックイン、の4つのテンプレートが公開されました。

正直、航空会社さん、旅行会社さん以外で使い道があるのかは謎です…。

KLMとテスト的に初期にボットを作っていたので、その流れでしょうか…?

hachidoriではこのテンプレートも有用な使い方がないか、少し研究してみます!

 

 

Mute/Feedback

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ユーザー側の話ではありますが、

BOTに、ちょっと黙ってて、というmute機能、

feedbackを送る機能などが追加されました。

ratingもあるので、これによって、より良いユーザーエクスペリエンスが期待されます。

この例だと、スペルミスを聞き取ってくれなかったよー、のように送られることによって開発者側も、BOTの精度向上に役立てることができそうです。

 

以上、Messengerプラットフォームの主なアップデートでした!

 

 

いきなり多くのアップデートが来て、驚いていますが、Messengerはプラットフォームとして完成形が見えてきたフェーズなのではないでしょうか。

 

hachidoriでは、もちろん、アップデートの通知を受けてから急ピッチで新機能をコードを書かずに実装できるよう、開発を進めています!

みなさんのhachidoriアカウントでご利用頂くまでに少しお時間は頂きますが、少々お待ちください!

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【BOT開発のTips】Facebook Messengerボットのボタンを4つ以上送る方法

こんにちは。hachidoriです。

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β版公開以降1週間が経ちまして、本当に多くのお客様がチャットボットを開発されていて、hachidoriとしても嬉しい限りでございます。

 

さて、β版公開以来、よく頂くご質問の1つ

FacebookのButton Templateでボタンを3つ以上配置したいが、どうすればいいのか」

について、Tipsをご紹介します。

 

まず、Button Template、Generic Template(カード)のボタン数はFacebook側の指定によって3つまで、と決められております。

 

ですので、hachidori側でも、そのガイドラインに沿って、3つ以上を1つのテンプレートに配置できないようになっております。

 

ですが、Facebookのチャットボットは、

1つのユーザーの発言に対し、複数のアクションを返すことができます。

 

なので、テンプレートを分けてしまえば、選択肢を4つ以上提示することは可能になっているんです。

ここで、下記二つの方法についてご紹介します。

①Button Templateを使う(ボタンを縦に表示する)

②Generic Templateを使う(カルーセルで横に表示する)

 

 

①Button Templateを使う(ボタンを縦に表示する)

例えば、選択肢が3つの場合(ボタンが3つ)

 

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という挙動になります。この中に選択肢4というボタンは配置できませんが、分けてしまえば可能になります。

 

このような感じです。

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②Generic Templateを使う(カルーセルで横に表示する)

カードのテンプレートは、画像を入れなくても送信できます。

なので、このように、ボタンとして使うことも可能です。

例えば、選択肢が3つの場合(ボタンが3つ)

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これを増やすと、

こうなります。

 

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Facebook側も正式版になるといろいろと変更点は出るのかもしれませんが、今はこの対応が最善策だと思います。

こうすれば選択肢は割と多くに対応できるのではないでしょうか。

 

 

では、hachidoriでこれを実装する方法についてです。

①Button Templateを使う(ボタンを縦に表示する)

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②Generic Templateを使う(カルーセルで横に表示する)

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最初のユーザーの発言に対応するアクションはデフォルトでテキストとなっていますが、他のアクションを追加してから、テキストを削除していただければ、最初からButtonやカードを送信することができます。

 

また、空白のボタンは表示しない仕組みになっているので、消す必要はありません。

 

 

 

 

【hachidoriサポートチームより】

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