Facebook Messengerプラットフォームが大幅アップデート!新機能の全容と使い方

 こんにちは、hachidoriです。

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今日、Facebook Messengerに大きなアップデートがかかり、Messenger Platformはver1.1へと更新されました!

大幅なアップデートで使える機能は倍くらいになりました。

 

手前味噌ではありますが、新機能のそれぞれと所感をここに書いていきたいとおもいます!(写真はFacebookの開発者ページより引用です。)

ヌケモレや認識違いがありましたら、申し訳ございません。

 

 

 

Get started button

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微妙な変更点ではありますが、ウェルカムメッセージの代替。

今までは、スタートして、ボットが喋るところからスタートしていたところを一元化した、という感じですかね?

 

 

 

Greeting text

これはご挨拶文なのですが、ボットの説明でも良さそうです。

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アカウントリンク/アンリンク

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自社サービスとの連携が出来るもの。これは、例えばECで注文履歴を見る、だとかオープンにはなっていない会員限定記事やクーポンを配信、なんてことも。

公式な見解ではないので、あくまで開発者個人の感想だと、ボットサービスとしてクオリティの高いものを作れると、自社サイトで会員登録してもらった人のみボットを使える、などのマネタイズ手法もあるかも…?

 

 

 

Quick replies

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ユーザーにテキスト入力の選択肢を提示するもの。

これはhachidoriがずっと予想し待ち望んでいた機能です。

Telegramなどにもあるように、カスタマイズ出来るキーボードの一種という見方をすれば、

ユーザー側もテキスト入力をしなくていい、というのはチャットボットの有用性の上でかなりアップなのではないかと。

AIの運用というのは現段階だとすごく高精度ではないので、揺れが出てくると対応できないこともあったり。

 

ユーザー側→テキスト入力のコスト減

ボット側→ユーザーに予め選択肢を用意することによって、想定外の発言が来るリスクを減らせる

という、双方にメリットのある機能な気がします。

 

また、先ほどブログに書いた、4つ以上の選択肢を、ボタンの代わりに提示する、というのもできそうですね。

 

※ちなみに、これはモバイル版のみの対応。メッセンジャーもモバイル利用を想定外していますし、スマホのUIを考えると必然かもしれません。

 

 

 

マルチコンテンツ

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LINEではあったものの、ファイルを送る、という機能は実はFacebookは後発。

絶対に無くてはならない機能だったので、何故4月公開の1.0に盛り込まれなかったのかは謎です。

これを使うことによって、

写真、動画、ファイルなどを送ることが可能になります。

動画時代なので、カスタマーサポートで製品の使い方を動画で見せられる、とか、

PDFファイルで旅程表を送る、なども可能ですね。

 

 

 

Persistent Menu

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これは、先日のLINE&ヤマト運輸のボット公開で、LINEは導入してくることがほぼ確定な機能です。

機能としては、キーボードの下からニョキっとメニューが出せるものです。

これを利用して、ユーザーの現在地がどこであっても利用できる機能を実装できます。

例えばヘルプ、トップ、など。

ECなどで、例えば「買い物カゴを見る」などもユースケースとしてはありますね。

ウェブの固定ヘッダーみたいなものです。

また、URLも可能なので、ウェブサイトにいつでも飛べるように配置するのもアリだと思います。

 

 

 

 

Airline Template系

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系、とまとめてしまいましたが、フライト運行状況などのアップデート、搭乗券、旅程表、チェックイン、の4つのテンプレートが公開されました。

正直、航空会社さん、旅行会社さん以外で使い道があるのかは謎です…。

KLMとテスト的に初期にボットを作っていたので、その流れでしょうか…?

hachidoriではこのテンプレートも有用な使い方がないか、少し研究してみます!

 

 

Mute/Feedback

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ユーザー側の話ではありますが、

BOTに、ちょっと黙ってて、というmute機能、

feedbackを送る機能などが追加されました。

ratingもあるので、これによって、より良いユーザーエクスペリエンスが期待されます。

この例だと、スペルミスを聞き取ってくれなかったよー、のように送られることによって開発者側も、BOTの精度向上に役立てることができそうです。

 

以上、Messengerプラットフォームの主なアップデートでした!

 

 

いきなり多くのアップデートが来て、驚いていますが、Messengerはプラットフォームとして完成形が見えてきたフェーズなのではないでしょうか。

 

hachidoriでは、もちろん、アップデートの通知を受けてから急ピッチで新機能をコードを書かずに実装できるよう、開発を進めています!

みなさんのhachidoriアカウントでご利用頂くまでに少しお時間は頂きますが、少々お待ちください!

【hachidoriサポートチームより】

hachidoriはコードを書かずに10分でLINE、FacebookMessengerのBOTを開発できるウェブサービスです。 

β版を公開してから、想定を上回るペースでご登録頂いておりまして、本当にありがたく思っております!

現在、hachidoriでは、正式版の公開に向けて、今まで限定していた機能の公開準備や、更に簡単にBOT開発を楽しんで頂けるよう、開発に邁進しておりますので、是非とも応援よろしくお願いいたします!

 

コードを書かずにBOT開発「hachidori」は現在β版を無償提供中です。是非ともこの機会にお試しください。

hachidori

 

コードを書かずにBOT開発「hachidori」は現在β版を無償提供中です。是非ともこの機会にお試しください。