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新たな機能にIoT連携まで!ついに正式公開されたLINE BOT Platformの全容

 こんにちは、hachidoriです。

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本日9月29日(木)、LINEがDEVELOPER DAY 2016にて、LINE BOT Platformの正式公開を発表しました。

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SDKの公開など、より使いやすくなったLINE Bot Platform。

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機能面やメッセージUIにおいて、Facebook Messengerが少しリードしていたBOT界隈。

今回、どのようなアップデートが行われたのか、一つずつ見ていきます。

 

まず大きく次の3つの機能追加がありました。

①グループ対応

②新メッセージUI

③PUSHとREPLY

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①グループ対応

 

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今まで、BOTの概念は1on1が一般的でした。

Facebook Messengerもここの概念は一致していて、基本的にはUser to BotBot to User、というコミュニケーションに基づいて設計されていましたが、

今回、グループに対応したことによって、ユーザー同士の会話の中にボットを埋め込むことができるように。

大きな変化だと思います。

セッションの最後に、デモムービーがありましたが、

ユーザーA「お腹すいた」

ユーザーB「何か食べよう」

ユーザーA「聞いてみよう」

-BOTをグループに追加-

ユーザーA「近場のイタリアン」

ユーザーB「3000円で」

-BOTがリストをカルーセルで表示-

二人で共通のカルーセルを回し、決定、予約。

 

みたいな流れができるようになります。

 

イメージとしては、今月公開されたGoogle Alloのアシスト機能をサードパーティが作れるようなもの。

ただ、Alloとの違いはサジェストを複数ユーザーが共有して見られるところかと。

 

ここは画期的ですね。BOTの事業機会が生まれる一つの領域かと思います。

ただ、一方で、Developer側は割としっかりとした設計が求められるな、という感覚。

 

例えば、先ほどの例だと、

-BOTをグループに追加-

ユーザーA「近場のイタリアン」

ユーザーB「え、私は和食食べたいんだけど」

ユーザーB「3000円で」

ユーザーA「いや!お金ないから1000円!」

みたいな時、どちらを取ってくるのか、という問題が生まれます。

単純に、クエリを最後の発言に書き換える、という手法が一般的だとは思いますが、

そうはいかないのがコミュニケーション。

ここを上手く設計できるかが肝だと思います。

 

ユーザー達が行き先、価格などのコンセンサスが取れている、旅程検索などは、すぐに使えそうな機能ですね。

 

②新メッセージUI

新しいメッセージのUIとして、

⑴Carousel

⑵Confirm

⑶Button

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が追加されました。

 

⑴Carousel

こちらは、画像+ボタンを横スクロールできるもの。

FacebookのGeneric Templateとほぼ同じと見て間違いないでしょう。

*Facebookのカルーセル

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⑵Confirm

こちらは、はい、いいえのConfirm専用ボタン。

基本的に、はいだったら、進む、いいえ、だったらステイ。のような単純分岐ができるようなイメージです。

 

⑶Button

最後にボタンは、こちらもFacebookのButton Templateと同じようなもの。

選択肢をボタン提示できるのは嬉しいですね。

*FacebookのButton Template

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新メッセージUIは、だいぶFacebook Messengerに寄せてきたイメージがあります。

結局AI自動化は難しいので、こうやってユーザーの使い易いUIを用意してあげることで、ユーザーはテキスト入力などの手間が省け、ビジネス側は、予測不能な言葉が投げられるリスクを減らせるので、スムーズなBOTコミュニケーションにおいては重要かな、と思います。

 

③PUSHとREPLY

最後にPUSHとREPLY。

PUSHは、今までのように、ユーザーに対してBOTから話しかけるもの。

REPLYは、割と新しい概念で、

ユーザーの発言に対し、Reply Tokenを与えることによって、その発言に返信するときは、Reply Tokenを使用し、送信料無料で返信することができます。

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送信料問題はBOTでは解決すべき課題なので、上手く設計することによって、効率化することが可能となりそうです。

 

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制限はあって、

-Reply Tokenには有効期限があること

-一つのReply Tokenでは1度しかAPIを叩けないこと

が挙げられていました。

 

 

次にBOTへのファーストアクションの追加の発表がありました。

 

1つ目には、Rich Menuの追加

こちらは、もともと追加が確実視されていた機能です。

すでにヤマト運輸などのBOTでは使われていますね。

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Buttonなどと同じように、BOTの上で動く機能にユーザーを上手く導いてあげることによってスムーズなコミュニケーションが可能になります。

Facebook MessengerもPersistent Menuを導入していますが、

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ここを画像埋め込み型のボタン表示するあたり、LINEらしさが出ているな、という印象です。

ユーザーはこれがあることによって迷いが少なくなりますし、

テキスト入力をする必要もないので、効率的な運用ができるようになるのではないでしょうか。

 

2つ目は、

Webログイン

こちらは、Web to BOTBOT to Web、どちらもケースがありそうです。

 

ウェブの中にBOTに話しかけるためのボタンが生成されてBOTが立ち上がるもの。

Facebook MessengerのMessage Usみたいなものですね。

今までのようなQRコード型はやはり、アクションが増えるので少々面倒でしたが、ここがスムージに行きそうです。

 

BOT to Webは、

LINEのオートログインを使うことによって、LINEのBOTからWebを開くと、結びついているユーザーで自動的にログインすることができます。

 

例えば、食べログBOTを使って、予約する時は、予約ボタンをBOTで押すと、そのままLINEのウェブログインが走り、そのユーザー情報で予約などのWeb側のアクションができるようになります。

Facebook MessengerのAccount Linkingと似ているように感じますが、

そもそもサービス側で登録している必要がない、というのは非常に新しいように思います。

*こちらはまた少し使ってみてから追記ブログを書こうと思います。

 

 

最後に、

IoT連携も発表されました。

Beacon端末をLINEが持ち、そこからBOTを起動することができる、という新しい試み。

他にもIoT端末に接続することができそうです。

セッション後の動画では、

水やり器のIoTデバイスが、

「そろそろ水欲しい」

と言って、

rich menuから

「水やり」を選択すると、スプリンクラーが作動し、水やりが完了する、というコンセプトムービーが流されましたが、

ここまで発達すると「すべてをチャットアプリで」の未来が見えるような気がします。

Amazon EchoとAmazon Dashの連携のようなイメージですね。

こちらは対応できるIoTデバイスの普及に時間がかかりそうですが、普及後はメッセンジャーの姿がインフラへと移行する未来が実現しそうです。

 

 

また、今回Developer Dayでは、LINE Beaconのサンプル端末が貰えるようなので、こちらは、弊社でデモを作ってみてまた追加ブログを書かせていただきます!

 

また、LINEユーザーに通知を送れるLINE Notifyも併せて発表されたので、こちらもまた、追記させていただきます!

notify-bot.line.me

 

【hachidoriからのお知らせ】

hachidoriは近々、大幅にアップデートしたhachidori 正式版をリリース予定です。

こちらで、正式版で発表された機能の幾つかをプログラミング不要で作成することが可能です。

6月末のβv1.0は400程度のアカウントを作成頂き、日々hachidoriを通して沢山のチャットボットが生まれております。

Facebook Messenger v1.1の機能、LINEの新機能などを初めとして、β1.0から大幅に実用的なチャットボットを作ることのできるツールとなっています。

10月の使用料は無料!というキャンペーンも併せて発表させて頂きますのでよろしくお願いいたします。

現在ご登録いただいている皆様には優先的に配布を始めさせて頂きますので、この機会に是非、お試しください。

hachidori ※現時点のversionは1.0です。

コードを書かずにBOT開発「hachidori」は現在β版を無償提供中です。是非ともこの機会にお試しください。