ボットメーカーとしてのhachidoriの位置付け
こんにちは、hachidoriです。
FacebookやLINEなどの大手SNSサービスがチャットボットプラットフォームを公開したことにより、最近ではチャットボットが急速に注目を浴びるようになりました。
それを受け、国外・国内問わずノンプログラミングでFacebookやLINE用のチャットボットを作成できるサービスが多くリリースされています。
サービスの形態は大きく2通り見受けられ、それぞれにメリット・デメリットがあると思っています。
1.UI中心タイプ(単一プラットフォーム用)
・メリット
Facebookのボタン、LINEのリッチメッセージなど、プラットフォーム固有のUIを扱える。
・デメリット
利用するプラットフォームごとにサービスを変える必要がある。
2.会話中心タイプ(マルチプラットフォーム用)
・メリット
一度会話の流れを設定をしてしまえば、複数のプラットフォームで共通のボットが扱える。
・デメリット
FacebookのカードやLINEのリッチメッセージなどプラットフォーム固有のUIが使えない。
人工知能など、自然言語処理のエンジンを使ってユーザと会話をするボットを作成したい場合は会話中心タイプのサービスを利用するのが好ましいと思います。
しかし、自然言語処理の技術はまだまだ実用に耐えうる段階に来ていないのが現状かと思われます。各社が大量のデータを収集し、自然言語処理の技術がもっと向上した先には本当に会話だけで、様々なオペレーションができる未来が想像されます。
現時点でのFacebookやLINEの対応を見ていると、自然言語処理だけではまかなえない部分は、ユーザの発言をある程度絞り込んで対応しようとする向きが強くなっているように思えます。
例えば最近のFacebookアップデートではQuickReply、LINEで運用が始まっているヤマト運輸のボットに追加されたメニューボタンなどがこれに該当します。
単純にチャットボットサービスというと、今までもWeb埋め込み型のものが多数存在していますが、最近チャットボットが再注目されているのは、
Facebook、LINEといった巨大プラットフォームがチャットボットに参画することで、頭打ち感のあるネイティブアプリの代わりになる可能性があるから、と考えています。
そう考えると各プラットフォームがボタン系のUIを用意するのは自然な流れとも思えますし、UIの利用は必然とも言えるのではないでしょうか。
ボットメーカーのサービスを選ぶとき、各プラットフォームの固有UIを使う場合にはUI中心タイプのサービスが選択肢に挙がるかと思います。
選択するサービスによっては単一プラットフォームしか対応していないものもありますが、hachidoriはUI中心タイプ(シングルプラットフォーム用)のサービスを一つにまとめた作りになっています。
ですので、LINE用・Facebook用にそれぞれボットの設定をする必要がありますが「プラットフォームごとにサービスを変える必要」はなく、hachidoriでは共通のUIで各プラットフォーム用のボットが作成できます。
hachidoriは正式版リリース以降、WeChatやSlackなども同じように対応する予定ですので、各社固有のUIをご利用になりたい方は是非hachidoriを検討してみてください!
【hachidoriサポートチームより】
hachidoriはコードを書かずに10分でLINE、FacebookMessengerのBOTを開発できるウェブサービスです。
β版を公開してから、想定を上回るペースでご登録頂いておりまして、本当にありがたく思っております!
現在、hachidoriでは、正式版の公開に向けて、今まで限定していた機能の公開準備や、更に簡単にBOT開発を楽しんで頂けるよう、開発に邁進しておりますので、是非とも応援よろしくお願いいたします!
コードを書かずにBOT開発「hachidori」は現在β版を無償提供中です。是非ともこの機会にお試しください。