グミをペットに!?Trolliに見る新しいFacebook Messenger Botでのマーケティング方法

こんにちは、hachidoriです。

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先日、Facebook Messengerはアプリのユーザーが10億人を突破したと発表しました。

techcrunch.com

 

What's appもFacebook傘下なので、これでFacebookは20億人ものユーザーを抱えるチャットプラットフォームを手にしたことになります。…すごい…。

 

それに伴い、Facebookのプラットフォームで作成されるチャットボットの数も順調に増えてきているそうです。

 

やはりFacebookがプラットフォームの中では強いのか…。

LINEはまだ完全にプラットフォームをオープンにしていないので比較対象として相応しいかは分かりませんが、Messengerはβ版の公開以降かなり進歩しているように見えますし、それに併せて利用したい企業さんが増えているのも納得できますよね。

 

そんなFacebook Messenger Bot、私が割とよく使うのは、

Whole Foods Marketのチャットボットでレシピを調べる、とかで、これ、使い始めるとすごく楽で、google検索に行くのが面倒になるほど(ただ、いろいろ条件つけてレシピを取るのには向いておらず、あー、ラザニアの気分。なんて時にピッタリです。また後日紹介しますね。)なので、そこから便利なチャットボットを探していました。

 

そんな中、今回見つけたのが、Trolliのチャットボット!

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trolliは、ドイツに本社のあるグミ、キャンディーメーカー。

ハリボーのようなものを想像していただければいいかと思いますが、もう少し水っぽいです。

色などは完全に海外!って感じのやつですね。

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(サイトより)

 

ここの会社が先週Facebook Messengerでチャットボットを開発し、公開しました。

TROLLI (Wanna taste destiny? Discover your chatbot spirit...)

 

先ほど、便利なチャットボットを探している、と書きましたよね。

 

このチャットボット、

 

 

恐ろしく便利じゃないです!というか、別に何もできません!

 

 

利用を開始しミニクイズに答えていくと、

その先にまた新たに、グミ別のボットが現れます。(この時点で意味不明ですね。)

EGGS

CLAWLERS

BLASTS

の3タイプのボットに行き着きます。

ちなみに、ミニクイズ、何を答えても、最後にグミを選ぶところの回答だけで次に進むボットが決められるので、正直、まるっきり意味はないです。

 

こちらが、CLAWLERのボット。

 

 

 

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実はこれ、中でグミをペットにして育てることができるんです。(またもや意味不明ですね。)

私は、

お世話をする項目で常に、「ペットのグミを食べる」を選択していたら育つわけもなく終わりました。

 

 

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その後、出てきたのがこちらのリンク。

グミをタダであげますよ。

というマーケティング

 

そうなんです。この一見本当に意味の分からない、必要なのかさえ分からないボット、全てはマーケティング手法。

ゲーミフィケーションでユーザーのリーチを高め、ボット自体をバイラルで広め、そこから商品を案内していく。

一時期フリーのアプリやウェブサービスで流行った手法だと思いますが、

アプリってユーザーはなかなかダウンロードしないので、コスパが悪いんですね。

 

そして特に若い層はやはり生活のほとんどの部分をチャットに費やしているので、

若者向けマーケティングとしてはものすごくフィットしているように思えます。

 

 

 

Trolliもボットを公開して以降、アメリカのメディアなどで話題になっているので、大成功と言えるかもしれませんね。

 

 

今までは、ユーザーの行動をボットで誘導したり、メディアの配信などなどに使われることの多かったチャットボット。

 

 

今後はこのようにミニゲーム方式のような、アプリケーションベースのチャットボットも検討がされていくかもしれません。

 

 

hachidoriではもちろん、ゲーミフィケーション系のチャットボットのご依頼にもお答えしております。

まずは一度ツールを使ってみて、作り方が分からない場合は、是非ともサポートにご連絡ください!

 

 

【hachidoriサポートチームより】

hachidoriはコードを書かずに10分でLINE、FacebookMessengerのBOTを開発できるウェブサービスです。 

β版を公開してから、想定を上回るペースでご登録頂いておりまして、本当にありがたく思っております!

現在、hachidoriでは、正式版の公開に向けて、今まで限定していた機能の公開準備や、更に簡単にBOT開発を楽しんで頂けるよう、開発に邁進しておりますので、是非とも応援よろしくお願いいたします!

 

コードを書かずにBOT開発「hachidori」は現在β版を無償提供中です。是非ともこの機会にお試しください。

hachidori

 

 

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